お墓を持たない永代供養が東京で流行りつつある

新しい葬儀の形である自由葬について

自由葬とは、既存の葬儀の形式にとらわれず、自由な形式で故人を見送るものを指し、近年では注目が高まってきつつあります。そこでここでは、自由葬のメリットとデメリット、自由葬の流れの他、近親者のみの密葬が終わった後に、葬儀の代わりに行われるお別れ会について説明します。自由葬のメリットには、宗教や形式にとらわれないということの他にも、故人らしさが演出できることがメリットとなります。一方で形式がない分だけ、きちんとしたプランを自ら建てる必要が出てきます。

この他にも彼岸と湖岸の橋渡しをする僧侶などがいないことや、馴染みがないため会葬者が戸惑うこと、親族の理解をきちんと得なくてはいけないという点が、デメリットとして挙げられます。形式がない自由葬の流れは、各葬儀ごとに様々となりますが、基本的な流れとして、まず会葬者の入場、遺族や親族の入場、開会の辞で始まります。その後故人の略歴紹介、追悼の言葉、献花が続きます。最後に花や副葬品を棺に入れるお別れの儀、喪主の挨拶と閉会の辞を述べた後、出棺となります。

この他密葬の後の、告別式の意味を持つお別れ会は多くの場合、ホテルやレストラン等で、1時間ほどの式典を行います。その後場所を移し、2時間ほどの懇談をするというのが一般的な形式です。一方でお別れ会のメリットは自由な形式で行うことができることなので、この形式に拘る必要はありません。故人らしさの演出法としては、個人の好きだった曲をBGMとして流す、メモリアルコーナーを設置して、愛用品や趣味の品を飾るなどがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です