埼玉県内にはたくさんの墓地や霊園がありますが、それぞれにシステムが異なっているので、後からトラブルにならないようにしっかりと事前に契約内容を理解しておく必要があります。とくに、永代供養墓であることは安心しきってしまいがちですが、大きなトラブルになって取り返しのつかないことにもなることがあります。永代供養墓は、これから先もずっと今の状態で使うことができるという意味ではないこともあります。とくに、個別に埋葬している墓地の場合、毎年決められている管理費を支払うことによって使い続けることができるというケースもありますが、ある程度の期間が来れば場所を移されてしまうこともあります。
移動の時期としては、33回忌までということも多いのですが、17回忌で終了してしまったり50回忌まで利用が可能などまちまちです。決められた期間が終了した後には、遺骨をどうされるのか疑問に感じている人もいるでしょう。埼玉県内のどの霊園や墓地でも、むやみに捨てることは絶対にしないので安心ですが、合同供養での永代供養墓に入れられることになります。合同墓地の形は、埼玉県内でも合同供養塔と呼ばれる塔の下の遺骨を収納する場所に移動されたり、合同供養碑になればその下の土に埋葬されることになります。
骨壺から出して埋葬される場合もあり、そうなれば他の人とも遺骨が混ざってしまうことにもなるので、後から取り出したくても難しくなってしまいます。