お墓を持たない永代供養が東京で流行りつつある

亡くなった瞬間から始まっている葬儀の段取り

病院で亡くなった場合、平均して2時間くらいしか御遺体を安置してくれません。看護師が御遺体の体をきれいにしてくれますが、そのときにはすでに葬儀の準備は始まっています。というよりも、危篤のあたりから既に葬儀の準備は始まっていると言っても過言ではありません。「まだ助かるかもしれないのに葬儀のことを考えるのは不謹慎だ」と思うかもしれませんが、もし亡くなってしまったら、そこからは2時間で安置所に退去しなければなりません。

病院はいくつかの葬儀社と提携していることもあり、出入りの業者を紹介してくれます。パンフレットなどを渡されて、そのうちのどこかに連絡を取るように求められます。冷酷と思われるかもしれませんが、病院の安置所は2体までしか安置できないようになっているので、すぐに退去する必要があります。病院から安置場所に搬送してもらう業者を決めるわけですが、搬送業者と実際に葬儀を執り行ってもらう業者は同じところを利用する必要はありません。

搬送業者は、利用してもらったチャンスを逃したくないので、そのまま何とかして居続けようとしますが、もし装具品などを用意し始めたら、すぐに断るようにしましょう。悪い業者だと、それが追加料金に加算されます。安置場所についたら、一旦一呼吸いれて、そのまま同じ業者に頼むか、それとも別な業者に頼むかを考えましょう。一人で決めると失敗しやすいので、家族で話し合って決めたほうが良いです。

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