お墓を持たない永代供養が東京で流行りつつある

知っておきたい葬儀の流れ

家族が病院で亡くなった場合には、葬儀社に搬送を依頼しますが、自宅に安置できない場合には安置場所も決めておく必要があります。近親者や菩提寺に連絡した後、遺体とともに安置場所に迎えいます。安置場所では枕飾りを整え、僧侶が到着するまでに、家族や葬儀社の担当者と打ち合わせを行って、喪主や日程、葬儀の形式などを決めます。僧侶が到着したら、枕経をあげてもらい、納棺します。

自宅に安置していた場合には、納棺後、斎場に向かいます。通夜は、夜6時から7時頃から2時間程度で行われます。僧侶による読経の途中から、遺族・親族が焼香を始め、次に会葬者による焼香があります。会葬者は焼香後、通夜ぶるまいの席に案内し、このときに礼状と返礼品を渡します。

通夜の法要儀式後も、近親者が祭壇の灯と線香を絶やさないように棺を守ります。一般的に、通夜の翌日の日中に、葬儀式と告別式が行われます。通常、2つを取りまとめて行われ、一時間程度で終えます。一同が着席して僧侶が入場後、各宗派の式次第に基づいて葬儀が行われます。

途中、弔辞・弔電が披露されます。僧侶が退席後は告別式にうつり、棺に供花を入れて最後の別れをします。最後に、棺のふたを閉め、くぎ打ちの儀を行います。喪主の挨拶後、出棺となります。

火葬場では火葬炉で焼香を行い、火葬中は骨上げの案内があるまで待機します。骨上げは、係り員の指示に従って拾骨して骨壺に納めます。遺骨は喪主が抱え、喪主に準ずる遺族が位牌・遺影を抱えて火葬場を出ます。遺骨、位牌、遺影は、自宅に整えた「後飾り祭壇」に安置します。

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