お墓を持たない永代供養が東京で流行りつつある

そもそもの葬儀の意味

通夜、告別式、葬儀はほとんど区別されることなく使われていますが、本来は違うものです。まず、通夜というのは葬儀の前夜に故人を偲んで、遺族などの近親者が夜通しで行う儀式のことです。最近では都市部でも地方でも、夜通し行うケースは少なく、2~3時間で切り上げる半通夜が増えています。線香とロウソクを絶やさないようにすることを目的としていましたが、その習慣も薄れています。

もともとの意味は、お釈迦様の入滅後に弟子たちが夜通しで説法を行い、遺体を守ったことが由来になっています。告別式は、友人や知人などの一般参列者が故人と別れをする儀式のことです。葬儀は、宗教的な意味合いを持つ、死者を弔う儀式のことです。最近では葬儀に引き続いて告別式が行われることが多くなっています。

頻繁に集まることができないなどの理由で、初七日法要(7日後に行う)を告別式に引き続いて行うケースも増えています。宗教的な意味合いがあるので、仏式では僧侶による読経などが行われます。日本では、浄土真宗と日蓮宗以外の宗派では、故人がお釈迦様の弟子になって成仏させる旅立ちの儀式、という位置付けになっています。葬儀の費用は、平均して150~200万円前後かかります。

内訳は、一般費用、飲食接待費用、お寺への費用、です。一般費用には祭壇や棺などの料金が含まれており、費用全体の5~6割を占めます。費用を減らすには、一般費用を削るのが最も賢いやり方です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です